昨年の後半は、身の回りに存在する様々なことや出来事に対して、何かしら感謝できることがないかと思って過ごしてみた。
身の回りのありとあらゆることに感謝して過ごしてみる
▲京都鉄道博物館の100系新幹線。※写真と本文は関係ありません。※
1月20日に転載した記事では、お金に振り回されない生き方について考えて、身の回りのことに感謝して生きることが幸せをもたらすことが分かった。
▼本田健さんの著作を読んでお金について考えてみた記事。
実際にこの記事を書いたのは昨年の9月だったのだが、それをきっかけに、2019年9月17日から12月27日までの100日間に渡って「身の回りのありとあらゆることに感謝して過ごす」ことを実践してみた。
100日間の感謝行動で変わったこと
★公共交通機関の乱れが気にならなくなった★
公共交通機関が定刻通りに運行できているのは、様々なシステムの働きや関わる人の努力のおかげだと考えるようになった。
遅れが生じるのも安全確認のためや、急病人への対応のためで、それぞれにちゃんとした理由があるわけで、そのせいでいちいち腹を立てることもなくなった。
むしろ、トラブルも加味して、時間に余裕を持って行動するようになった。
★妻との口喧嘩が減った★
これは一方的な主観なので妻の意見も是非聞いてみたいところだが、言い争いは減った気がする。
意見の食い違いで喧嘩になったり、感情的になるのは、会話の内容よりも単なる言い回しの問題だったり、余計な一言だったりする。
そうしたことをできるだけ言わなくなったし、言われてもスルーできている気がする(一生修行が必要かも)。
何より、妻が家族のために色々なことをやってくれていることに改めて気づいたので、ちょっとした衝突があっても、「たまたま虫の居所が悪かっただけ」と流せるようになった(と思うけど、どうかなぁ?)
★ネガティブな出来事からも何かに気づいたり学べるようになった★
日々を過ごしているといいことも悪いこともあるが、悪い出来事が起こっても、「この程度で済んだのはむしろ幸運な方だ」と考えるようになった。
起きていることは全て正しいとすると、悪いことが起こるのも必然であり、何かに気づいたり学んだりする好機なのだ。
何かある度にネットで検索したり、本を読んだりして、知らないこと、新しいことを知ろうとするようになった。
★気持ちよくお金を使えるようになった★
これが最大の変化かもしれない。
同じ財やサービスを受け取るのなら、価格は安ければ安いほど得をする。
だから、損をしないための努力はもちろんする。
ただ、節約のために行動を抑えたり何かを諦めるのはやめにした。
感謝とともに、自分のやりたいことや家族が快適になることに気持ちよくお金を使えるようになった。
今この瞬間は二度と戻ってこないので、今できる体験や成長の機会にしっかりと必要な投資をする。
であるならば、出費を気にかけるのではなく、気持ちよくお金を世の中に送り出してあげたほうがいい。
その方が買ったモノやサービス以上の幸せが手に入る気がする。
そんな風に考えるようになったからだ。
もちろん将来のための貯蓄や投資も重要だけれどね。
まとめ
去年試した100日間の感謝チャレンジで得られたことをまとめてみた。
日常生活は、一見すると無関係に思える周りのさまざまな人の努力で成り立っている。
当たり前のことでも改めて意識的に考えてみると何かに気づくきっかけになるかもしれない。
ぜひ感謝チャレンジを試してみてほしい。