本を読むこと自体は好きですが、不安や恐れに駆られて「読まなきゃ!」っていうのは、もうやめにしました!
ここ数年というか、社会人になってからは「べき、ねばならない」という気持ちに駆られて読書していた感じがします。
ただ単に楽しむために、読みたいから読むという感じで本を読む機会はすごく少なく、「これくらいのこと知っておかなきゃ」とか「今話題になっているこのジャンルについて知らないのは恥ずかしい」とか「専門外でも社会人たるもの〇〇について関心を向けるのは当たり前!」・・・、こんな気持ちに駆られて必死になっていたんじゃないかと思います。
でも、それって疲れますよね?
読書に限らずですが、「特に理由もないけどなんとなくやってみたい」という自分自身の内面から沸き起こってくる気持ちを大切にしてあげずに、自分の外側にある価値観や他人からの要望、「こんなことが求められているんじゃないか?」という思い込みにしたがって行動しても、心身をすり減らすだけですし、その行動は習慣にもなりません。
社会人になってしまうと、ついつい日々の行動がなんらかの結果に結びつかないと「意味がない」と考えがち。
そして自分の感情に蓋をして、楽しむことも忘れてしまう。
そんな感じでやっていると好きなこともつまらなくなってしまいます。
ってなわけで、そういう「べき、ねば読書」は辞めました。
これからは読みたい本を読みたいように読んでいきますわ。