ブログを続けてみてちょっとネガティブな気持ちに支配されそうになったので、いつものように書いて考えてみることにした。そうしたら、単純に自分の気持ちに蓋をしているだけだと気がついたというお話。
他の人のブログ記事を読んでいて抱いた嫉妬と羨望 目を向けるべきは自分の中の「好き」、「面白い」、「楽しい」、だから「伝えたい」という気持ち
取り組んでいる課題があるため、ブログ執筆はお休みモード。
それでも毎日更新だけは続けたくて、拙い内容でも書いていた。
そんな中、先週に引き続き今週の日曜日も更新ができず、「仕方がないな」と自分に言い訳しつつもなんだか少し暗い気持ちになっていた。
そして迎えた月曜日。
いつものようにFacebookグループの方々が投稿しているブログ記事を読んでいて、イヤーな気分に支配された。
以下、ネガティブな独白が続きますので、読み飛ばして頂いて結構です。
芽生えたネガティブ感情とそれに対する反論
「この程度の記事、ちゃんと時間が取れたら俺だっていくらでも書けるよ。」
「あれ、あなたの記事ってそんなに凄いの? 本当に時間があるだけで書ける? ただ時間をかけるだけじゃなくて、ちゃんと取材して、一次情報とってきて、関連資料も集めてってなると大変だよ。編集者さんがいるわけじゃないから、ちゃんと伝わるようにまともな文章に推敲する作業も難しいでしょ? みんなそれぞれの、そのときの精一杯で書いてるわけだから貶めるんじゃなくて、その人の言いたいことをちゃんと汲み取る読み方をしてみたら?」
「そんなに毎回色んなところに行けるわけないだろ。貧乏人だって馬鹿にしてるのか?」
「はいはい、もっと色んな場所に遊びに行きたいわけね。その人はその場所を訪れて、その施設を利用して、すごく良かった、楽しかったってことを書いているだけでしょ? 読者にもオススメしたいから記事にしているんだし、馬鹿にするつもりなんて毛頭ないと思うよ。毎回って言うけど、過去の色々な経験を連続でアウトプットしているからそう思えるだけで、ずっと旅行し続けてるわけじゃないんじゃないの? 」
「本の紹介はわかったけど、ちゃんと本の内容を実践して結果出してるわけ?」
「なんだ、もっと本を沢山読みたいのか。あのね、例えばビジネス本だけど、読んだ人が内容を完璧に実践して問題解決できていたら、こんなに次から次へと出版され続けないと思うよ。それに本に書いてある内容なんて玉石混交だし、だからこそたくさんの本を読んで役立つものを吸収したほうがいいんだよね? 使えそうな部分を実践して自分に合わなかったら、自分なりの改善点を記事に書いてみるのもいいんじゃないの?」
「結局あなたのビジネスの宣伝じゃないか」
「集客が目的の人もいるんだから当たり前じゃないの。なんでも無料で提供してもらえると思ったら大間違いだよ。もちろん、宣伝だとあんまり思わせないような書き方の方がいいのかもだけど、騙されて変な商品やサービスを掴まされるよりも、いかにも宣伝だって分かりやすいほうがいいでしょ?」
「それって別にその商品使わなくてもいいでしょ?」
「使って良かった、便利だったって思ってるから書いているわけで。だからってその商品を買わなきゃいけないわけじゃないし、もし、安価な代替商品や代替手段があるのなら、あなたが実践して記事にすればいいんだよ。」
etc…。
イライラの正体とその対処法は?
ハイハイ。一回深呼吸して落ち着きましょう。
一体何をそんなにイラついているのかというと、別に他のブロガーの方々に対してというわけじゃなくて、結局は自分に対してだ。
要は、
- もっとたくさんの人に読まれて役に立つような記事を書きたい
- 色んな場所を訪れてみたい
- 便利な商品で生活を豊かにしたい
- たくさんの本を読みたい
とか、自分の気持ちが満たされないのに他の人はできていると思いこんで羨ましがっているということなんですよ。
となれば、答えは簡単。
実践すればいいだけのこと。行動する、読む、書く。それだけよ〜♪
そのために必要な手段があるのならどんどん活用すればいいし、頼れる人がいるのなら存分に甘えればいいのよ。
何がそんなにやりたいことの邪魔になっているのかって?
何かをやりたいと感じているのも自分、それを邪魔をしているのも自分なんです。
別に誰かに止められているわけではありませんわ。
時間がない、費用がない、他にやることがある…。
それこそ以前書いた創造的回避(creative avoidance, CA)っちゅうやつですね。
ただ、物理的にどうしても制約があるのなら、物事の優先順位を組み換えて実践し、今できることに集中すればいいのよ。
今は取り組んでいる課題があるわけだし、まずはそこに集中すること。
(ただ、こうして自分と向き合うことも課題の一つなので、こういう形でアウトプットできるのもすごく学びや気づきになって助かってはおります。)
そしてやりたいことや気持ちを忘れないようにしっかり言語化してアウトプットしておくこと。
今はやっておくのはそれだけね。
それでイライラは解消されるの?まだまだ隠している気持ちがあるんじゃないの?
制約があると感じていることへの苛立ちはもとより、もっと根源的な欲求がある。
それは、『「俺って凄いんだ!」って人から認められたい』だ!
またまた出てきた他人軸!
そうじゃないじゃん。大切なのってさ。
でもまぁ、そういう気持ちが行動に結びつくのであれば、活用してみるのも今はありかもしれない。
脳の報酬系を刺激してどんどんやれることをやってみて、まずは自分の欲求を満たしていけば、自己効力感(self-efficacy)が高まって、やがてはもっと役立つようなことができるだろうから。
順番として、まずは現状の欲求を満たす→次に満たしたい欲求(より高いレベルであれば尚良い)を満たす→巡り巡って人の役に立つ
これで行ってみるか?
さて、目指したいのはどんな方向性?
そんなわけで、他の人のことは置いておいて、まずは書きたいこと、書けることを書いていくという無難な方向性に落ち着いていくわけだけれども。
何よりも大切にしたいのは、自分の中の、「これが好きだ」「体験してすごく面白かった」「行ってみたら/やってみたら楽しかった」「使ってみたらすごく便利で役に立った」だから…、
「たくさんの人に伝えたい」
という気持ち。
結局はここに戻ってくるわけです。
まとめ
ブログの更新がうまく進まず、悩んでいたところで自分の気持ちを整理するために、いつものように書いて考えてみました。
他人と比べて芽生えたネガティブな気持ちにも一つ一つ向き合ってみて、整理してみると、その奥に眠っている感情にも気づくことができるし、対処法も見えてくる。
3月は毎日更新という目標を掲げて、既に達成はできなくなったけれども、こうしてうまく行かなかったこともとにかくアウトプットしてみると色々な発見があるのがブログの面白いところだと思う。
とにかくどんな形でも書くことをやめずに続けること。
やっていこう!