最終更新日:2019年09月14日(土)
2019年9月14日(土)、15日(日)に開催される『』に参加予定なのだが、どの講演・ワークショップに参加しようか悩んでいる。
今回は9/15(日)の10:30-12:00の時間帯について考える。
76:講演会『Happiness Creatorを育てる教育を目指して1~教科を超えるCross Curriculumから社会課題につなげるCBLへ~』(新渡戸文化小中学校・高等学校)
(6F 1064教室)
■企画団体
新渡戸文化小中学校・高等学校
■概要
新渡戸文化学園の育てたい生徒像は将来社会に出て幸せに生きていく子どもたちの育成です。
幸せとは、自分だけでなく全世界の人々、生物、さらには先人や生まれ来る子どもたちにも思いを巡らせる中で生まれてくると考えています。
それには、より良い選択ができる自律型学習者を教育活動を通して育てていく必要があります。
本校では2019年度より、Challenge Based Lerning / Cross Curriculum / Core Learningの3つのCを軸にした教育改革を始めています。
本企画では、複数の教科の先生が共同で授業を作り上げるCross Curriculumの授業から社会課題の解決に向けプロジェクトを起こすChallenge Based Learningに発展していく例を紹介します。
具体的には「持続可能な社会の実現」を目指し、手段として英語や理科の教科学習を行いながらプロジェクトが生まれていく様子を紹介いたします。
他にも複数の教員で教科の枠を超えた授業をデザインしている実例を紹介する予定です。これから授業にプロジェクト型の学びをとり入れたいとお考えの先生がたにとって、そのヒントが得られることになる機会になれば幸いです。
■ご登壇者
・山本崇雄 様(新渡戸文化学園 )
・山藤旅聞 様(新渡戸文化学園 )
・栢之間倫太郎 様(新渡戸文化学園 )
■特徴
勉強の目標がまだ見えない4月当初から、学びの目的を考えるワークやPublic Relationsのスキルを取り入れた生徒同士、教師と生徒の関係性の向上を経て、5月、6月には生徒の主体性がはっきりと芽生えていきます。
主体的な学びに生徒たちを向かわせる具体的な事例と手法、それらを支える理念を理解できます。
■ご来場の方々へのメッセージ
Happiness Creator(幸せ創造者)として社会で活躍できる自律型学習者の育成を目指した新渡戸文化学園の教育改革の第一歩をご覧いただき、参加者とともにこれからの教育に必要なことを深めていきたいと思います。
105:講演会『家で育つあり方―ホームスクール部門の取り組みー』(東京シューレ葛飾中学校)
(8F 1087教室)
■企画団体
フリースクール全国ネットワーク
■概要
東京シューレ葛飾中学校は不登校を経験した子ども達の中学校です。
「子どもとつくる、学校っぽくない学校」をモットーに、子どもひとりひとりが自分らしく、成長しやすい環境をととのえ、サポートしています。
シューレ中に入学後、家で過ごしている子ども達もいます。
シューレ中では「家で育つあり方」を尊重し、ホームスクール部門を設けています。
ホームスクール部門では、どのような活動をしているか、ご紹介します。
スタッフが大切にしていることや、ホームスクールに所属している子ども達がどのように成長し、卒業後はどんな道に進んでいるか等もお話します。
■ご登壇者
・鈴木菜津子 様(東京シューレ葛飾中学校 )
・木村砂織 様(東京シューレ葛飾中学校 )
・力石みのり 様(東京シューレ葛飾中学校 )
■特徴
子ども達のニーズに合わせ、スタッフ同士が意見交換をしながら積み重ねてきた実践報告です。
■ご来場の方々へのメッセージ
日本でも数少ないホームスクールの実践についてお話をします。
108:ワークショップ、講演会『英語4技能は「書く」がHUB ~TAGAKIが目指す英語教育の新たな可能性~』(株式会社mpi松香フォニックス)
(9F 1093教室)
■企画団体
株式会社mpi松香フォニックス
■概要
文部科学省主導で進む教育改革は、2020年度に小学校課程での新学習指導要領の施行、大学入学共通テストの実施等により端緒の重要な節目を迎えます。
英語教育改革の内容については枚挙に暇がありませんが、大別するのであれば
①語彙・文法・英文和訳・和文英訳の学習内容が、英語4技能(聞く・話す・読む・書く)の習得に移行
②知識の習得のみならず、求められる思考力・判断力・表現力
③指導者主体の主体の指導から、学習者主体の学びへ(アクティブラーニング)
このような改革を実現するために昨秋出版された「TAGAKI」による、新たな英語教育ソリューションを紹介いたします。
「TAGAKI」(多書き)は全く新しいWriting教材で、従来の和文英訳や、穴埋め問題等の「書く」とは根本的に異なり、考えて、意見を持ち、表現する力が身に付きます。TAGAKI10~TAGAKI50までの5シリーズは各冊30トピックがあり、従来の文法ベースではなくトピックベースで「考える」「書く」「伝える」を繰り返し行うことで、思考力・判断力・表現力を鍛えます。
また多量の英語に触れ、書き、発話することで英語のインプットとアウトプットを同時に実現し、英語4技能の習得に繋げます。
指導のポイントは「学習者の自立をサポートする。」です。
受け身ではなく、学習者が主体的に学びを進めることで多くの気付きと学びを繋げることができます。
まさにアクティブラーニングの実践です。
従来は指導者が文法的な添削をしつつ、内容の修正もしていました。
しかし大切なのは書き手の意見と内容であり、添削に伴い指導者の意見、考えが反映されるべきではありません。
添削には限界在りとの観点から、添削をしなくても良い工夫がTAGAKIには施されています。
TAGAKIへの取り組みで、学習者は主体的な学びにより英語4技能と共にメンタル力を伸ばし、指導者は教えるのではなく、学習者の学びを待ち、支え、導きます。本企画ではTAGAKIの概要と活用法を紹介すると共に、新たな英語教育への可能性を提示します。
■ご登壇者
・松香洋子 様(株式会社mpi松香フォニックス )
■特徴
①英語4技能の習得に繋げます。
②思考力・判断力・表現力を育てます。
③アクティブラーニングの実践
■ご来場の方々へのメッセージ
目から鱗のTAGAKIの活用によるアクティブラーニングの具現化と、英語4技能の習得。
学習者が自らの学ぶ力を発揮して、主体的、対話的で深い学びに達する可能性を実感してください。
131:ワークショップ『SDGs for School 〜SDGsを通じて教室と社会と未来をつなぐ〜』(一般社団法人Think the Earth)
(11F 1115教室)
■企画団体
一般社団法人Think the Earth
■概要
SDGs for Schoolは、持続可能な社会創生のための教育を実践する現場の先生と生徒を応援するプロジェクトです。
SDGsを楽しく、わかりやすく学べる教材として2018年5月に『未来を変える目標 SDGsアイデアブック』を発行し、全国500校で使われています。
8月には各地の指導者をつなぐ研修と交流の場を実施し、子どもたちを環境問題の現場「ボルネオ島」に連れて行くツアー型授業を行う予定です。
SDGsを学ぶのではなく、SDGsを「世界と生徒をつなぐパスポート」と考えることで、これまでとは全く異なる教育のデザインが可能になりました。
実際に、SDGsを学んだ中学生、高校生、大学生が自主的に動き始めています。
こうした実績をお伝えしながら、参加者のみなさんとともに、教室と社会をつなぐ未来の教育デザインを考えてみたいと思います。
SDGsをキーワードに、教育の現場から「未来を変える」動きを一緒につくっていきましょう!(SDGs for Schoolではウェブサイトからティーチャー登録受付中です)
■ご登壇者
・山藤旅聞 様(新渡戸文化学園教諭/未来教育デザインConfeito/一般社団法人Think the Earth )
・上田壮一 様(一般社団法人Think the Earth/多摩美術大学客員教授 )
■特徴
SDGsをきっかけに「知りたい、活動したい」と心が動き始めた生徒たちに、どのように先生(大人)が伴走するか。
そのプロセスについてお伝えできると思います。
■ご来場の方々へのメッセージ
年末まで、先生と生徒が参加できる様々な活動予定があります。
このワークショップをきっかけに、継続して課題解決アクションを一緒に生み出しましょう。
当日はそのご案内もいたします。
さて、この日はどうするか?
社会課題の解決に向けプロジェクトを起こすChallenge Based Learning、ホームスクーリング、英語学習、SDGs。
最初の2つは講演会のみということで、退屈になってしまうかもしれないし、興味深いが、今すぐに子どもの教育に役立てるとは言えない。
ホームスクーリングも気にはなるが、学校に行かないことを現段階で選択肢に入れるのもどうかと思う。
SDGsに関しても、まだまだ早いか?
よって、15日午前中の時間帯は、自分自身にも役立てそうな英語学習に関する108:ワークショップ、講演会『英語4技能は「書く」がHUB ~TAGAKIが目指す英語教育の新たな可能性~』に出席することにしよう。
追記
初日に参加してみると、未来の先生展の模様は3ヶ月限定で動画配信されることがわかった。
わざわざ交通費をかけて、ただ話を聞きにいくだけならあまり意味がないので、
9/15(日)の午前中は別のことに時間を使うことにする。