昨日に引き続き、変性意識のお話。
変性意識とはいわゆるトリップ状態と昨日は書いた。
トリップ状態になるには、呼吸法が重要となる。
様々な呼吸法があるようだが、共通しているのは、
短く息を吸って、できるだけ長く息を吐くこと。
なぜ、息を吸う時間を短くして、息を苦しくさせるのか?
その答えは、呼吸をコントロールして自分の体をほんの少し酸素不足の状態にするためです。
この酸素不足の状態こそ、変性意識状態です。自分の身体を強制的に変性意識状態、それもやや強めの変性意識状態に導くには、酸素不足の状態に追い込むことが最も手っ取り早いのです。『完全版 変性意識入門 自分のリミッターをはずす!』苫米地英人著 ビジネス社刊(2017) P.161
つまり、呼吸をコントロールすることで軽い酸素不足の状態を作り出しているのだ。
これはやり過ぎると身体に悪影響がありそうだ。
そのため、引用した文献では、息が苦しくなるような呼吸法ではなく、
できる範囲で息を長く吐き、吸う息も短くしない呼吸法を紹介している。