PASMOの残金表示を見てふと思うところがあったので、いつものように書きながら考えてみた。
最寄駅の改札でPASMOをタッチしたら残金表示が339円。
「金額が少ない!」というのは別にして、この数字からどんな言葉やイメージが思い浮かぶだろうか?
見てすぐに思い浮かんだのは「散々苦労する!」というワード。
しばらく後になって「みんなサンキュー!」でもいいなと思い直した。
どっちも思いつくことが親父くさいとかは言わないように!
この例えがうまいかどうかはいいとして、ポジティブ思考やネガティブ思考といった物事の捉え方、考え方があって、世間ではどちらかといえばポジティブ思考の方がもてはやされているようだ。
ポジティブ思考が日常の様々なところで役立つこと自体はよく知られていることのなので、興味がある人はポジティブ心理学について書かれた本でも読んでもらえればいいのだけれど、
ただこれも「ネガティブになってはいけない!何事もポジティブに明るく前向きに楽しく考えなきゃ!」
と何でもかんでも脅迫的にポジティブに考えようとするのは、無理が生じるのでやめたほうがいいんじゃないかな?
疲れちゃうし。
自分自身に起こった出来事からポジティブな部分を見つけ出していくのはそれはそれで役立つから、
後から振り返って考えるにしてもだよ、
まずはそのことでどう感じたのかをそのまんま表に出したっていいじゃないか。
嫌なことがあったのなら、ちゃんと怒ってもいいし、もちろん泣いたって構わない。
逆に嬉しいことがあったのなら、飛び上がって喜んだって別に恥ずかしくもなんともない。
普段子どもたちの相手をしていると、どうでもいいことでギャンギャン泣き叫んでたかと思うと、ちょっとしたことで急にゲラゲラ笑いだしたりと目まぐるしい。
まるで感情のジェットコースターに乗っているみたいで、まぁ、毎日にぎやかですわ、ほんと。
「こんなふうに素直に気持ちを表に出せたらいいのになぁ」と羨ましくも思う。
んで、そう思うってことは普段どれだけ感情を抑え込んでいるのかってことの裏返しなわけで。
ポジティブでもネガティブにしても、どう考えてしまうか?っていうより、その前の段階の感情に気づいてあげて、しっかりと表に出しちゃった方がすっきりするよね?って話です。
その後で、自分自身の考え方の癖がどっちかに偏っていて、それこそ、行動を起こすことのブレーキになっていたりするのなら軌道修正した方がいい。
まとめ
PASMOの残金表示から連想されたことをちょっと膨らまして考えてみたら、物事をどう捉えるかって以前に、ちゃんと自分に素直になって喜怒哀楽を表に出しちゃった方がスッキリしていいよね?っていう結論に行き着いた。
まあ、さすがに残金339円だと困っちゃうんでチャージしておきました。