緊急事態宣言を受けて、通勤電車も人が減ってきた。もちろん今回の事態でお亡くなりになった方々もたくさんいるし、今も治療を受けて苦しい思いをされている方々もたくさんいるだろうから不謹慎かもしれないが、この事態が「かえって良かったな」と思うことは何だろうか?気分が滅入ってばかりでもしょうがないので、良い面にも目を向けてみようと思って考えてみた。
まずは何より、健康であることのありがたさを実感したことだ。
そして家族の存在。
こんな状況で一人暮らしをしていたらとても耐えられないだろうなと思う。
あと世の中の感染症に対する関心が高まって、手指衛生や咳エチケットの重要性が浸透して行ったことだろう。
簡単には減らないだろうが、喫煙が重症化を招くことから、禁煙する人が増えたのなら、なおのこと良い。
いろいろなイベントのオンライン化が進み、無駄に顔を合わせる必要がないこともよくわかった。
今思いつく限りでもこんなところだろうか?
まだまだたくさんありそうなので、これはもっと考えてみるのがいいだろう。
また、感染拡大を防ぐために周りに配慮しようという気持ちがたくさんの人に芽生えたこともいいと思うし、ちょっとした発熱では仕事を休めなかった人たちも、前よりは仕事を休みやすくなったんじゃないだろうか?
もちろん収入が減ることで生活に困る人に対して適切な補償がなされることは当たり前にあってほしい。
この際、所得制限をまったく設けずお金を配った上で減税も実施して、後になって儲かった人たちからしっかり徴収すればいいんじゃないの?
法律の制限もこの際大目に見て、人々の生活が疲弊しないことを最優先してさ。
それこそ、老いも若きも男も女も富める者も貧しき者もみんな大変な状況なんだから。
うーん。こう考えてみると、周囲に対して優しい気持ちを持てるようになったのかもしれないな。